平成28年1月から利用が開始されます社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)について、弊社ソフトウェア「CCS給与計算」では以下の通り対応を行います。
●対応時期
・「平成28年版 CCS給与計算」から対応いたします。(平成27年12月発売)
●平成27年版の対応について
・平成27年版は、年末調整対応版 R2.0(平成27年11月発送)を含めて対応いたしません。(個人番号等の記載は、平成28年1月1日以降の支払いに対する法定調書(源泉徴収票など)について必要とされているためです。従業員等の個人番号等の入力は、平成28年版にてお願いいたします。)
※給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表について
平成27年分「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」は、提出者の「個人番号又は法人番号」欄が新しく設けられるなど帳票の体裁が変更されております。
平成27年分として作成する合計表には「個人番号又は法人番号」欄に何も記載しないこととなっておりますので、プログラムからの印字には以下の制限があります。
・白紙印刷分の合計表には「個人番号または法人番号」欄がなく、入力欄もございません。
・「OCR印刷」機能によって、OCR合計表へ数字を印字する場合にも、「個人番号または法人番号」は印字されず入力欄もございません。
●対応内容
・会社情報に法人番号または個人番号の入力機能を追加
・従業員情報に個人番号の入力機能の追加
・給与所得の源泉徴収票の印刷にマイナンバーの印字機能を追加
・マイナンバー作業用のパスワード機能を追加
●セキュリティについて
・従来版からのデータファイルのパスワード機能(暗証番号)とは別に、新たにマイナンバー作業用パスワード機能が追加されます。マイナンバーの入力や印刷など、個人番号関係事務を行う場合に必要となるパスワードです。
マイナンバー作業用パスワードがわからない場合は通常の給与計算は行えますが個人番号等の入力や印刷などができなくなります。
・従来版から、パスワード(暗証番号)を設定するとパスワードを知らない人にはデータが開けないようになっております。
必ずパスワードをご設定いただき、パスワード文字列の管理につきましてはご利用ユーザー様で厳重な運用をお願いいたします。(パスワードをお忘れになられても、ユーザー様側の操作等によって、パスワードを強制解除することはできません)
・印刷される帳票で個人番号等が記載されているものについては、ご利用ユーザー様側で特定個人情報保護委員会による「特定個人情報の適性な取り扱いに関するガイドライン」などに沿った厳重な管理をお願いいたします。
・操作する人物の管理や操作履歴等の自動記録機能はございませんので、ガイドラインに沿った記録や管理等を別途お願いいたします。
・データは従来と同じく、ご利用のコンピュータ内のファイルに保管されます。
・クラウド等によるデータの弊社預かりサービスや、他社サービスとのデータ連携等の機能はございません。